grub-sparc64-setup - GRUB
利用によるデバイスブート設定
grub-sparc64-setup [
OPTION...]
DEVICE
DEVICE
から起動するためのイメージを設定します。
通常はこのプログラムを直接起動しません。
代わりに grub-install
を使ってください。
-
-a, --allow-floppy
- ドライブをフロッピーとしても起動可能とします
(デフォルトは fdX
デバイスが対象)。 BIOS
によっては動作しない場合があります。
-
-b, --boot-image=FILE
- ブートイメージとして
FILE
を用います。[デフォルト=boot.img]
-
-c, --core-image=FILE
- コアイメージとして
FILE を用います。
[デフォルト=core.img]
-
-d, --directory=DIR
- ディレクトリ DIR
にある GRUB
ファイルを用います。
[デフォルト=/boot/grub]
-
-f, --force
- 問題が検出されてもインストールします。
-
-m, --device-map=FILE
- デバイスマップとして
FILE を用います。
[デフォルト = /boot/grub/device.map]
- --no-rs-codes
- 埋め込み core.img
である場合に、
リードソロモンコード
(reed-solomon code)
を適用しません。
このオプションは x86 BIOS
ターゲットに対してのみ利用可能です。
-
-s, --skip-fs-probe
- DEVICE
内のファイルシステムを調査しません。
-
-v, --verbose
- 詳細メッセージを表示します。
- -?, --help
- ヘルプ一覧を表示します。
- --usage
- 簡単な使用方法を表示します。
-
-V, --version
- プログラムバージョンを表示します。
ロングオプションにおいて必須の引数または任意の引数になっているものは、
ショートオプションにおいても同じく必須または任意です。
DEVICE は OS デバイス (つまり
/dev/sda)
でなければなりません。
バグ報告は <
[email protected]>
までお願いします。
grub-install(8),
grub-mkimage(1),
grub-mkrescue(1)
grub-sparc64-setup
の完全なドキュメントは
Texinfo
マニュアルとしてメンテナンスされています。
info と
grub-sparc64-setup
の両プログラムが適切にインストールされていれば、以下のコマンド
- info grub-sparc64-setup
を実行して完全なマニュアルを参照できます。