Locale::Po4a::Docbook - PO ファイルと DocBook XML
ドキュメントの変換
po4a (PO for anything)
プロジェクトは、gettext
ツールが想定していないドキュメントのような領域で翻訳をしやすくすること
(またより興味深いのは、翻訳文の保守がしやすくなること)
を目標にしています。
Locale::Po4a::Docbook は、DocBook XML
ドキュメントをほかの
[自然]
言語へ翻訳するのを助けるモジュールです。
このモジュールは、全機能を
Locale::Po4a::Xml
に依存しています。ここでは、翻訳できるタグと属性を定義しているだけです。
確認されている課題は、エンティティをまだ扱えないということだけです。これにはファイルをインクルードするエンティティが含まれますが、ファイル単体での翻訳は行えます
(典型的なエンティティファイルは除く)。通常は分割されている方がメンテナンスしやすいです。
モジュールが提供するシステムの既定の挙動は安全なものになるように設定されています。
例えば既定の
<author>タグは
<para>の下に現れるようになっています。しかし
<bookinfo>の下でのみ使いたいことがあるかもしれません。この場合、それぞれの著者について独立に翻訳したいかもしれません。
もしxmlモジュールやその派生のモジュールの既定の挙動が気にいらなければ、コマンドラインオプションを与えてそうした挙動を変えられます。例えば以下をpo4aの設定ファイルに加えることができます。
opt:"-k 0 -o nodefault=\"<bookinfo> <author>\" \
-o break=\"<bookinfo> <author>\" \
-o untranslated=\"<bookinfo>\" \
-o translated=\"<author>\""
これは
<bookinfo>と
<author>の既定の挙動を上書きし、タグ
<bookinfo>とタグ
<author>のところで入力データストリームを中断するように、
<bookinfo>ではタグ付けされた内容を翻訳しないように、
<author>ではタグ付けされた内容を翻訳するように、それぞれ設定しています。
Locale::Po4a::TransTractor(3pm),
Locale::Po4a::Xml(3pm),
po4a(7)
Jordi Vilalta <[email protected]>
倉澤 望 <[email protected]>
Debian JP Documentation ML <[email protected]>
Copyright © 2004 Jordi Vilalta <[email protected]>
Copyright © 2007-2009 Nicolas François <[email protected]>
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