名前

cabs, cabsf, cabsl - 複素数の絶対値

書式

#include <complex.h>
double cabs(double complex z);
 
float cabsf(float complex z);
 
long double cabsl(long double complex z);
-lm でリンクする。

説明

これらの関数は複素数 z の絶対値を返す。 結果は実数である。

バージョン

これらの関数は glibc バージョン 2.1 で初めて登場した。

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース 属性
cabs(), cabsf(), cabsl() Thread safety MT-Safe

準拠

C99, POSIX.1-2001, POSIX.1-2008.

注意

実際には、この関数は hypot(a, b) (sqrt(a*a + b*b) と等価) へのエイリアスになっている。

関連項目

abs(3), cimag(3), hypot(3), complex(7)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

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