cancel -
ジョブの取り消しを行う
cancel [ -E ] [ -U
username ] [ -a ] [ -h
hostname[:port] ]
[ -u
username ] [
id ] [
destination ] [
destination-id ]
cancel
は存在する印刷ジョブの取り消しを行う。
-a
オプションを付けると、
指定された出力先からすべてのジョブを消去する。
cancel
は以下のオプションを認識する。
- -E
-
サーバに接続するとき、必ず暗号化を行うようにする。
- -U username
-
サーバに接続するときに使用するユーザ名を指定する。
- -a
-
指定された出力先のすべてのジョブをキャンセルする。
出力先が指定されていない場合は、すべての出力先のすべてのジョブをキャンセルする。
- -h hostname[:port]
-
別のサーバを選択する。
- -u username
-
username
がオーナーであるジョブをキャンセルする。
System V
の印刷システムとは違って、CUPS
ではプリンタ名に、空白、タブ、
"/"、"#"
以外なら、どんな印刷可能文字でも使用することができる。
また、プリンタ名やクラス名について、大文字小文字の区別も行わない。
ユーザが
-u
オプションを使って、自分に権限のないジョブのキャンセルを行うのを防止したいなら、
管理者は、ジョブのキャンセル操作に認証が必要となるよう、
cupsd.conf(5)
で設定するべきである。
lp(1),
lpmove(8),
lpstat(1),
http://localhost:631/help
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