dtoa バイナリ辞書 → EUC形式辞書ヘの変換
/usr/local/bin/Wnn4/dtoa [-n] [-s] [-e|-E] [-h 品詞ファイル名]
<バイナリ辞書ファイル名> [<頻度ファイル名> ...]
- dtoa
は、指定されたバイナリ辞書ファイルをEUC形式に変換して、標準出力
に出力する。デフォルトのEUC形式は、UJIS形式である。
UJIS以外のEUC形式の辞書を変換する場合は、環境変数
CSWIDTH を 設定する。CSWIDTH
については、atod
のマニュアルを参照のこと。
第2引数にユーザが持っている頻度ファイルを1つ以上指定すると、その頻度情報
がEUC形式辞書に反映される。
以下のオプションによって、動作を指定する。
- -n
- EUC形式辞書を、読みの「ー」、ひらがな(全角文字)、半角英数字
(ASCII文字)の順にソートする。結果は標準出力に出力する。
- -s
- シリアルナンバーを付けて出力する。
- -e
- 特殊表現に展開する。このオプションをつけると、スペース、タブなどを
8進表現に、展開する。(デフォルト)
- -E
- 特殊表現に展開しない。このオプションをつけると、スペース、タブなどを
8進表現に、展開しない。
- -h
- 品詞ファイル名を指定する。デフォルトは、/usr/local/lib/wnn/ja_JP/hinsi.dataである。
atod(1), , wnntouch(1)