fmt -
簡素で最適なテキスト整形ツール
fmt [
-WIDTH] [
OPTION]... [
FILE]...
FILE
内の各段落を再整形して標準出力に出力します。オプション
-WIDTH は
--width=
DIGITS
の省略形です。
ファイルの指定がない場合や
FILE が - の場合,
標準入力から読み込みを行います。
長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。
-
-c, --crown-margin
- 先頭 2
行のインデントを保護する
-
-p, --prefix=STRING
- STRING
で始まる行のみ再整形する。
再整形した行には先頭に
STRING をつける
-
-s, --split-only
- 長い行を分割する。ただしインデントは行わない
-
-t, --tagged-paragraph
- 1 行目と 2
行目以降でインデント量を変える
-
-u, --uniform-spacing
- 単語の間には 1つ,
文の間には 2
つの空白を置く
-
-w, --width=NUMBER
- 最大行幅 (標準 75
文字) を指定
-
-g, --goal=WIDTH
- 目標幅 (goal width;
デフォルトは width の 93%)
- --help
- 使い方を表示して終了する
- --version
- バージョン情報を表示して終了する
GNU coreutils
のオンラインヘルプ:
<
https://www.gnu.org/software/coreutils/>
翻訳に関するバグは
<
https://translationproject.org/team/ja.html>
に連絡してください。
詳細な文書
<
https://www.gnu.org/software/coreutils/fmt>
(ローカルでは info '(coreutils) fmt
invocation' で参照可能)。
作者 Ross Paterson。
Copyright © 2020 Free Software Foundation, Inc.
ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later
<
https://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO
WARRANTY, to the extent permitted by law.
fmt
の完全なマニュアルは
Texinfo
マニュアルとして整備されている。もし、
info および
fmt
のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
- info fmt
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。