free -
システムの空きメモリと利用メモリの量を表示する。
free [
-b |
-k |
-m] [
-o] [
-s
delay ] [
-t] [
-V]
free
はシステムの物理メモリとスワップメモリそれぞれに対して、
使用量と空き容量を表示し、カーネルが用いているバッファも表示する。
共有メモリの欄は無視してほしい。これは古い機能の名残である。
-b
を指定するとメモリの量をバイト単位で表示し、
-k
ではキロバイト単位で表示
(デフォルト) し、
-m
ではメガバイト単位で表示する。
-t
を指定すると物理メモリ、スワップメモリの合計を示す行も表示する。
-o
を指定すると「バッファの分を増減した行」を表示しない。
-o
オプションを指定しない場合、
free は
使用中のメモリからバッファメモリを引いた値と、
未使用のメモリにバッファメモリを足した値とを報告する。
-s
オプションを指定すると
delay
秒間隔でポーリングを続ける。
実は delay
の値には浮動小数点の数値を指定できる。
マイクロ秒単位の分解能が必要な遅延時間には
usleep(3) が用いられる。
-V
を指定するとバージョン情報を表示する。
/proc/meminfo-- メモリ情報
ps(1),
slabtop(1),
vmstat(8),
top(1)
Brian Edmonds
によって書かれた。
バグ報告は <
[email protected]>
まで送って欲しい。