名前
join - 2 つのファイルのフィールドが共通な行を結合する書式
join [ OPTION]... FILE1 FILE2説明
入力行のあるフィールドを比較し、同一だった場合、結合して標準出力に出力します。 スペースで区切られた最初のフィールドがデフォルトで比較されます。 FILE1 と FILE2 の一方が - の場合 (両方は不可)、標準入力から読み込みます。- -a FILENUM
- ファイル FILENUM の組み合わせの対応づけができない行も 出力する。FILENUM は 1 または 2 であり、 それぞれ FILE1 や FILE2 に対応する
- -e EMPTY
- 入力フィールドが存在しない場合 EMPTY で置き換える
- -i, --ignore-case
- フィールドを比較する時に大文字と小文字の違いを無視する
- -j FIELD
- '-1 FIELD -2 FIELD' と同等
- -o FORMAT
- 出力行の生成を FORMAT に基づいて行う
- -t CHAR
- 入出力のフィールドの区切り文字として CHAR を使用する
-v
FILENUM -a FILENUM
と同様だが、結合した行を出力しない
- -1 FIELD
- FILE1 の FIELD 番目のフィールドを使用して結合する
- -2 FIELD
- FILE2 の FIELD 番目のフィールドを使用して結合する
- --check-order
- 入力行の組み合わせが全て存在していたとしても、入力 が正しく並べ替えられているかを確認する
- --nocheck-order
- 入力が正しく並べられているかを確認しない
- --header
- 各ファイルの 1 行目をヘッダとして扱い、結合せずに 表示を行う
- -z, --zero-terminated
- 行の区切りとして改行文字ではなく NUL を使用する
- --help
- 使い方を表示して終了する
- --version
- バージョン情報を表示して終了する
作者
作者 Mike Haertel。著作権
Copyright © 2020 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <https://gnu.org/licenses/gpl.html>.関連項目
comm(1), uniq(1) join の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および join のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド- info join
2021年5月 | GNU coreutils |