mkdir -
ディレクトリを作成する
mkdir [
OPTION]...
DIRECTORY...
ディレクトリが存在しない場合に、ディレクトリを作成します。
長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。
-
-m, --mode=MODE
- ファイルのパーミッションを
a=rwx - umask ではなく、(chmod
のように) MODE
に設定する
-
-p, --parents
- ディレクトリが存在していてもエラーを返さない。必要に応じて親ディレクトリを作成する
-
-v, --verbose
- ディレクトリを作成するごとにメッセージを表示する
-
-Z, --context=CTX
作成した各ディレクトリに
SELinux
セキュリティコンテキスト
CTX
- を設定する
- -Z
- 作成した各ディレクトリに
SELinux
セキュリティコンテキストを
デフォルトタイプに設定する
-
--context[=CTX] -Z
と同様だが、 CTX
が指定された場合は、
- SELinux や SMACK
のセキュリティコンテキストを
CTX に設定する
- --help
- 使い方を表示して終了する
- --version
- バージョン情報を表示して終了する
GNU coreutils
のオンラインヘルプ:
<
https://www.gnu.org/software/coreutils/>
翻訳に関するバグは
<
https://translationproject.org/team/ja.html>
に連絡してください。
詳細な文書
<
https://www.gnu.org/software/coreutils/mkdir>
(ローカルでは info '(coreutils) mkdir
invocation' で参照可能)。
作者 David MacKenzie。
Copyright © 2020 Free Software Foundation, Inc.
ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later
<
https://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO
WARRANTY, to the extent permitted by law.
mkdir(2)
mkdir
の完全なマニュアルは
Texinfo
マニュアルとして整備されている。もし、
info および
mkdir
のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
- info mkdir
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。