名前

null, zero - データの掃きだめ

説明

スペシャルファイル /dev/null または /dev/zero に書かれたデータは捨てられる。
/dev/null を読むと常に end of file が返され (つまり、 read(2) は 0 を返す)、対照的 に /dev/zero を読むと常にバイト数 0 ('\0' 文字) が返される。
これらのデバイスは通常次のように作られる:

 mknod -m 666 /dev/null c 1 3
mknod -m 666 /dev/zero c 1 5
chown root:root /dev/null /dev/zero

ファイル

/dev/null
 
/dev/zero

注意

これらのデバイスが全てのユーザーに対して読み書き可能でない場合、 多くのプログラムの動作がおかしくなるだろう。
Since Linux 2.6.31, reads from /dev/zero are interruptible by signals. (This change was made to help with bad latencies for large reads from /dev/zero.)

関連項目

chown(1), mknod(1), full(4)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

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