quiz —
ランダムな知識試験
quiz
[
-t]
[
-i
file]
[
question answer]
quiz
ユーティリティはランダムな事柄に関するあなたの知識を試します。
科目のデータベースがあり、
その中から科目を選ぶことができます。
引数がなければ、
quiz
は得られる科目の一覧を表示します。
オプションを以下に示します:
- -t
- チュートリアルモードを使います。
このモードでは、 1
回目で正解できなかった時にはその問題を後で繰り返して出します。
そして、あなたがその問題を習得することを助けるため、
新しい問題は頻繁には出しません。
- -i
- 他の索引ファイルを指定します。
科目はカテゴリに分かれており、
同じ科目から任意の 2
つのカテゴリを選ぶことができます。
quiz
は最初のカテゴリから問題を尋ね、2
番目のカテゴリの解答を期待します。
例えば、コマンド ``quiz victim
killer''
は犠牲者の名称から問題を出し、
その犠牲者に時ならぬ死を与える者をあなたが答えることを期待します。
それに対して、コマンド
``quiz killer victim''
は反対の動作をします。
もしあなたの解答が誤っていたら
quiz
は再び尋ねます。
正解を見るためには空行を入力してください。
索引ファイルとデータファイルの書式は似ています。
コロンで区切ったいくつかの欄で行を構成します。
その欄は正規表現形式とし、使用するメタ文字を以下に示します:
- pat|pat
- 選択可能なパターン
- {pat}
- 省略可能なパターン
- [pat]
- 区切り文字、例えば
pat[pat|pat]pat
索引ファイルではそれぞれの行は科目を表します。
それぞれの科目の最初の欄はその科目のデータファイルのパス名です。
残りの欄には、
その科目でのそれぞれのカテゴリのタイトルを正規表現で記述します。
データファイルではそれぞれの行は問題
/
解答の組を表現しています。
それぞれの欄はそのカテゴリの問題
/
解答のための情報です。
バックスラッシュ文字
(``\'')
は文法上重要な文字を引用するために使うか、
あるいは継続する行があることを示すために行末で使います。
もし、問題または、その解答のどちらかが空白でしたら
quiz
はその問題を出すことを抑制するでしょう。
- /usr/share/games/quiz.db
- デフォルトの索引ファイルとデータファイル
quiz
はある科目に関してはかなり冷笑的です。