realpath -
絶対パスを表示する
realpath [
OPTION]...
FILE...
展開された絶対パスを表示します。
最後以外のパスの構成要素は存在していなければいけません。
-
-e, --canonicalize-existing
- パスの構成要素が全て存在していなければならない
-
-m, --canonicalize-missing
- パスの構成要素が存在している必要はない
-
-L, --logical
- シンボリックリンクの前にある
'..' 要素を展開する
-
-P, --physical
- 遭遇したシンボリックリンクを展開する
(デフォルト)
-
-q, --quiet
- ほとんどのエラーメッセージの出力を抑制する
-
--relative-to=DIR
- DIR
から見た相対パスを表示する
-
--relative-base=DIR
- DIR
配下でない場合は絶対パスを表示する
-
-s, --strip, --no-symlinks
- シンボリックリンクを展開しない
-
-z, --zero
- 行の区切りとして改行文字ではなく
NUL を使用する
- --help
- 使い方を表示して終了する
- --version
- バージョン情報を表示して終了する
GNU coreutils
のオンラインヘルプ:
<
https://www.gnu.org/software/coreutils/>
翻訳に関するバグは
<
https://translationproject.org/team/ja.html>
に連絡してください。
詳細な文書
<
https://www.gnu.org/software/coreutils/realpath>
(ローカルでは info '(coreutils) realpath
invocation' で参照可能)。
作者 Padraig Brady。
Copyright © 2020 Free Software Foundation, Inc.
ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later
<
https://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO
WARRANTY, to the extent permitted by law.
readlink(1),
readlink(2),
realpath(3)
realpath
の完全なマニュアルは
Texinfo
マニュアルとして整備されている。もし、
info および
realpath
のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
- info realpath
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。