wcscspn -
ワイド文字文字列から、与えた文字集合に含まれる文字を検索する
#include <wchar.h>
size_t wcscspn(const wchar_t *wcs, const wchar_t *reject);
wcscspn() 関数は、
strcspn(3)
関数に対応するワイド文字関数である。
この関数は、
wcs
の先頭部分を調べ、
reject
に列挙されていない
ワイド文字だけによって構成される部分を最も長く取った場合の長さを求める。
言い換えると、この関数はワイド文字文字列
wcs
の中に、ワイド文字列
reject
に含まれるいずれかの文字が現われる最初の位置を探す。
wcscspn() 関数は、
wcs
の先頭部分を調べ、
reject に列挙
されていないワイド文字だけによって構成される部分を最も長く取った場合の
長さを返す。
言い換えると、この関数はワイド文字文字列
wcs
の中に、ワイド文字列
reject
に含まれるいずれかの文字が現われる最初の位置を返す。
何も現われなかった場合には
wcslen(wcs) を返す。
この節で使用されている用語の説明については、
attributes(7) を参照。
インターフェース |
属性 |
値 |
wcscspn() |
Thread safety |
MT-Safe |
POSIX.1-2001, POSIX.1-2008, C99.
strcspn(3),
wcspbrk(3),
wcsspn(3)
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man-pages
プロジェクトのリリース
5.10
の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/
に書かれている。