afppasswd - netatalk
パスワード管理ユーティリティ
afppasswd [
-acfn ] [
-p passwd file ]
[ -u minimum uid ]
afppasswd により afppasswd
ファイルを管理することができる。
このファイルはユーザー認証モジュール
(User Authentication Module, UAM)
が使用するために netatalk
によって作成される。
afppasswd は、root
がパラメータ付きで呼び出すことも、
ローカルのシステムユーザーがパスワードを変更するためにパラメータなしで
呼び出すこともできる。
ローカルユーザーが自分のパスワードを変更する:
example% afppasswd
Enter NEW AFP password: (何も表示されない)
Enter NEW AFP password again: (何も表示されない)
afppasswd: updated password.
- -a
- 新しいユーザーを
afppasswd
ファイルに追加する。
- -c
-
afppasswd
ファイルの作成と初期化を行う。
または、特定のユーザーの情報を初期化する。
- -f
- その命令を強制的に実行する。
- -p path
-
afppasswd
ファイルのパス。
- -n
- cracklib の機能が netatalk
に組み込まれている場合、このオプションは
cracklib
のチェックを無効にする。
スーパーユーザーが、
そのパスワードが cracklib
の辞書に矛盾するのを避けたい場合
(訳註: cracklib
の辞書にあるパスワードを使いたい場合)
に指定する。
- -u minimum uid
-
afppasswd
がユーザーを作成する際に使う最小
ユーザー ID (uid)。
afpd(8),
atalkd(8).