名前

ecvt_r, fcvt_r, qecvt_r, qfcvt_r - 浮動小数点数の文字列への変換

書式

#include <stdlib.h>
int ecvt_r(double number, int ndigits, int *decpt,
           int *sign, char *buf, size_t len);
int fcvt_r(double number, int ndigits, int *decpt,
           int *sign, char *buf, size_t len);
int qecvt_r(long double number, int ndigits, int *decpt,
           int *sign, char *buf, size_t len);
int qfcvt_r(long double number, int ndigits, int *decpt,
           int *sign, char *buf, size_t len);
glibc 向けの機能検査マクロの要件 ( feature_test_macros(7) 参照):
ecvt_r(), fcvt_r(), qecvt_r(), qfcvt_r():
/* glibc 2.19 以降: */ _DEFAULT_SOURCE
|| /* glibc 2.19 以前: */ _SVID_SOURCE || _BSD_SOURCE

説明

関数 ecvt_r(), fcvt_r(), qecvt_r(), qfcvt_r() は、それぞれ ecvt(3), fcvt(3), qecvt(3), qfcvt(3) と同じであるが、 静的バッファーの代わりに、長さ len の指定された buf に結果を格納する点が異なる。 ecvt(3), qecvt(3) を参照のこと。

返り値

これらの関数は成功すると 0 を、それ以外は -1 を返す。

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース 属性
ecvt_r(), fcvt_r(), qecvt_r(), qfcvt_r() Thread safety MT-Safe

準拠

これらの関数は GNU による拡張である。

注意

これらの関数は廃止された。代わりに sprintf(3) の使用を推奨する。

関連項目

ecvt(3), qecvt(3), sprintf(3)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

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