名前
timeout - 時間制限付きでコマンドを実行する書式
timeout [ OPTION] DURATION COMMAND [ARG]...説明
COMMAND を開始し、DURATION 経過後も実行中の場合は終了させます。 長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。--preserve-status
- コマンドがタイムアウトした場合であっても、 COMMAND の終了ステータスを返す
--foreground
- timeout がシェルプロンプトから直接実行されていない場合、COMMAND が TTY から読み込みを行い、TTY シグナルを受信できるようにする。 このモードでは COMMAND の子プロセスはタイムアウトしない。
-k,
--kill-after=DURATION
- 最初にシグナルを送ってから DURATION を経過しても COMMAND がまだ動作している場合は KILL シグナルを送る。
-s,
--signal=SIGNAL
- タイムアウト時に送るシグナルを指定する。SIGNAL には 'HUP' のようなシグナル名かシングル番号を使用する。 シグナル一覧については 'kill -l' を参照
- -v, --verbose
- タイムアウト時に送信されたシグナル情報を標準エラーに出力する
- --help
- 使い方を表示して終了する
- --version
- バージョン情報を表示して終了する
バグ
現時点では、いくつかのプラットフォームは、 2038 年を越えるタイムアウトに対応していません。作者
作者 Padraig Brady。著作権
Copyright © 2020 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <https://gnu.org/licenses/gpl.html>.関連項目
kill(1) timeout の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および timeout のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド- info timeout
2021年5月 | GNU coreutils |