w -
ログインしている人とその人がやっていることを表示する
w - [
husfV] [
user]
w
は現在マシンにいるユーザーとその人のプロセスについての情報を表示する。
ヘッダには、現在の時刻、システムが稼働している期間、現在ログインしている
ユーザーの数、過去 1, 5,
15分でのシステムの平均負荷が順に表示
される。
以下のエントリがそれぞれのユーザーに対して表示される:
ログイン名、端末名、リモートホスト名、ログイン時刻、アイドル時間、
JCPU, PCPU,
ユーザーのカレントプロセスのコマンドライン。
JCPU
時間はそのttyから実行されている全プロセスが使った時間である。これには
過去のバックグラウンドジョブは含まれないが、現在実行しているバックグラ
ウンドジョブは含まれる。
PCPU 時間は "what"
項目で示されているカレントプロセスが使っている時間
である。
- -h
- ヘッダを表示しない。
- -u
- 現在のプロセス時間と
CPU
時間を計算するときに、(ログイン名と現在の)
ユーザー名(の違い)を無視する。このオプションについて理解するために、
"su" した後、"w" と
"w -u"
を実行してみるとよい。
- -s
- 短く表示する。
ログイン時刻、JCPU, PCPU
を表示しない。
- -f
-
from
(リモートホスト名)
項目を表示するかしないかのトグル。デフォルトでは無
効、つまり from
項目は表示されない。しかし、システム管理者や
ディストリビューションの管理者はデフォルトで
from
フィールドを表示するようにコンパイルすることもできる。
- -V
- バージョン情報を表示する。
- user
- 指定したユーザーの情報のみ表示する。
- /var/run/utmp
- 現在ログインしているユーザーの情報
- /proc
- プロセス情報
free(1),
ps(1),
top(1),
uptime(1),
utmp(5),
who(1)
w は、Larry Greenfield (
[email protected]) と
Michael K. Johnson (
[email protected])
のバージョンを基にほとんど全部が
Charles Blake
によって書き直された。
バグレポートは
<
[email protected]>
に送ってほしい。