wcscat - 2
つのワイド文字文字列を結合する
#include <wchar.h>
wchar_t *wcscat(wchar_t *dest, const wchar_t *src);
wcscat() 関数は、
strcat(3)
に対応するワイド文字関数である。
この関数は、
src
が指すワイド文字文字列
(終端のヌルワイド文字
(L'\0') を含む) を、
dest
が指すワイド文字文字列の最後にコピーする。
これらの文字列は重なっていてはならない。
プログラマは、少なくとも
wcslen(dest)+
wcslen(src)+1 文字の
ワイド文字が入るだけの領域を
dest
に対して確保しなければならない。
wcscat() は
dest を返す。
この節で使用されている用語の説明については、
attributes(7) を参照。
インターフェース |
属性 |
値 |
wcscat() |
Thread safety |
MT-Safe |
POSIX.1-2001, POSIX.1-2008, C99.
strcat(3),
wcpcpy(3),
wcscpy(3),
wcsncat(3)
この man ページは Linux
man-pages
プロジェクトのリリース
5.10
の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/
に書かれている。