wcscpy -
ワイド文字文字列をコピーする
#include <wchar.h>
wchar_t *wcscpy(wchar_t *dest, const wchar_t *src);
wcscpy() 関数は、
strcpy(3)
関数に対応するワイド文字関数である。
この関数は、
src
が指すワイド文字
(終端のヌルワイド文字
(L'\0') を含む)を
dest
が指す配列にコピーする。
これらの文字列は重なっていてはならない。
プログラマは、少なくとも
wcslen(src)+1
文字のワイド文字
が入るだけの領域を
dest
に対して確保しなければならない。
wcscpy() は
dest を返す。
この節で使用されている用語の説明については、
attributes(7) を参照。
| インターフェース |
属性 |
値 |
|
wcscpy() |
Thread safety |
MT-Safe |
POSIX.1-2001, POSIX.1-2008, C99.
strcpy(3),
wcpcpy(3),
wcscat(3),
wcsdup(3),
wmemcpy(3)
この man ページは Linux
man-pages
プロジェクトのリリース
5.10
の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/
に書かれている。