NAME
lxc-wait - 指定したコンテナ状態への遷移への待機SYNOPSIS
lxc-wait
{-n name} {-s states}
説明
lxc-wait は、コンテナが指定した状態になるのを待って終了します。 スクリプトで使用するときに役に立ちます。オプション
- -s, --state states
- 待つ対象のコンテナの状態を指定します。 コンテナの状態として、いくつかの状態を OR で指定することが可能です。
- -t, --timeout timeout
- 期待した状態になるまで timeout 秒待ちます。
共通オプション
ここで紹介するオプションは lxc コマンドの大部分で共通のものです。- -?, -h, --help
- 通常より長い使い方のメッセージを表示します。
- --usage
- 使い方を表示します。
- -q, --quiet
- 出力を抑制します。
- -P, --lxcpath=PATH
- デフォルトと別のコンテナパスを使用します。デフォルトは /var/lib/lxc です。
- -o, --logfile=FILE
- 追加のログを FILE に出力します。デフォルトは出力しません。
- -l, --logpriority=LEVEL
- ログの優先度を LEVEL に設定します。デフォルトの優先度は ERROR です。以下の値を設定可能です: FATAL, ALERT, CRIT, WARN, ERROR, NOTICE, INFO, DEBUG, TRACE。 このオプションは追加のログファイルへのイベントログの優先度の設定である事に注意してください。stderr への ERROR イベントのログには影響しません。
- -n, --name=NAME
- NAME という名前でコンテナを識別します。コンテナ識別子のフォーマットは英数字の文字列です。
- --rcfile=FILE
- コンテナの仮想化、隔離機能の設定のための設定ファイルを指定します。 (lxc-create 経由で) 前もってコンテナが作られた際の設定ファイルが既にあった場合でも、このオプションが指定された場合は、指定した設定ファイルが使用されます。
- --version
- バージョン番号を表示します。
例
- lxc-wait -n foo -s RUNNING
- 状態が 'RUNNING' になった時点で終了します。
- lxc-wait -n foo -s 'RUNNING|STOPPED'
- 状態が 'RUNNING' もしくは 'STOPPED' になった時点で終了します。
診断
- The container was not found
- 指定したコンテナが lxc-create で作成されておらず存在しません。
SEE ALSO
lxc(7), lxc-create(1), lxc-copy(1), lxc-destroy(1), lxc-start(1), lxc-stop(1), lxc-execute(1), lxc-console(1), lxc-monitor(1), , lxc-cgroup(1), lxc-ls(1), lxc-info(1), lxc-freeze(1), lxc-unfreeze(1), lxc-attach(1), lxc.conf(5)作者
Daniel Lezcano <[email protected]>2023-11-30 |